占い旅 下妻物語

茨城県下妻市。深田恭子、土屋アンナ主演の『下妻物語』の舞台となった下妻である。下妻物語をご存知ではない方の為に説明しますね。下妻物語は、深田恭子が演じるロリータ少女の桃子と土屋アンナが演じるヤンキー少女イチコの奇妙な友情物語。嶽本野ばら原作。2014年に映画公開されました。

常磐線で約1時間。下妻駅に着くと、下妻市のイメージキャラクターしもんちゃんがお出迎え。しもんちゃんは、国蝶のオオムラサキをイメージしたキャラクター。下妻市はオオムラサキの生息地でもあるそうです。ところで下妻には何もありません。下妻物語のロケ地になったジャスコ、小貝川、物語に登場した喫茶店、貴族の森。見渡す限り田んぼ田んぼ田んぼ。やべー。本当に何もない。

 

恋人の聖地

初日は、砂沼公園。沼畔の葵カフェで一休み。アイスコーヒーとエビとアボカドのサンドウィッチを注文。ここは恋人の聖地。大きなハートのオブジェクトが置いてあります。陽が沈むとだんだん空が濃いブルーに変わっていく。その有様をうっとりと眺めていると、辺りは暗くなってきました。公園の東屋で寝ようと思いましたが、眠れない。犬を散歩している人。自転車で通り過ぎる通行人。不審者に思われたらどうしよう。寒い。怖い。眠れない。寒い。怖い。眠れない。寒い。怖い。眠れない。

 

 

駅舎の明かりで目を覚ますと、駅員さんが仕事の準備をしている。(起こさないでくれたんだ。やさしい駅員さんだ。)心の中でありがとうと言って、駅を出る。早朝。まだ寒い。今日は、下妻市コミュニティサイクルしもんチャリに乗って、下妻物語聖地巡礼の旅。ジャスコへいざ行かん!…と思いきや。サイトを見るとジャスコじゃないじゃん。イオンになってるじゃん。はぁ~。テンション下がります。

 

聖地巡礼の旅

目指すは映画の舞台となった無人駅。騰波ノ江駅。駅100選にも選ばれている名駅だそうです。5代目駅長のジャンボカボチャサロマ夢1号。平成29年9月16日から命の続く限り出向と駅舎に貼ってありました。僕が訪れた時にはもういなかったので、お亡くなりになったのでしょう。お疲れ様でした。ところで僕、無人駅大好きなんです。ホームに寝転んで、空を見上げる。自由を感じて、チョー気持ち良いんですよ。

そしてその後は、イチコが振られて泣いた小貝川。そしてジャスコ。カフェ貴族の森。ちなみに貴族の森も、森之館に店名が変わっていました。ショック。道の駅のラーメンで腹ごしらえ。そして、駅までちゃりんこを漕ぎます。下妻駅に着いた時には、辺りは夜になっていました。

 

シュールな水瓶座の世界観

家に帰って、記事を書く為にネットで調べていると、下妻物語の続きがありました。『下妻物語・完ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件』。ちょっとぶっそうなタイトルであります。ついでに処女作品集『ミシン』も購入。原作者の嶽本野ばらさんは水瓶座です。ミシンを途中まで読みましたが、水瓶座の世界観が実によく表現されているなと思いました。例えば、「マナーと品性は違います。靴を玄関に揃えて脱ぐとか、目上の人には敬語で話すといったことはマナーの類。品性というものは、そういった暮らしの約束事とは別次元の処に存在するのです。」(嶽本野ばらさん原作ミシン)土星と天王星を支配星に持ち、理知的で洗練された水瓶座。素敵!

さて、ミシンは、世界の終りという雑貨店を営む主人公とヴィヴィアン・ウエストウッドで身を包んだ女子高生の逃避行。この先はどんな展開になるのでしょう。続きが気になって、今夜は眠れません。テヘペロ。

 

shimoduma

 

 

 
 

 

 

 

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2018-04-24 | Posted in ブログNo Comments » 

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