ホロスコープ占い 世界中に愛された女優オードリー

「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」。1993年に、この世を去ってからも、世界中の人々に愛されている女優オードリーヘップバーン。シネマファンではなくても、彼女を知らない人はいないだろう。彼女は5月生まれの牡牛座。父ジョゼフとオランダ貴族の家系の母エラとの間に生まれた。

彼女は第二次大戦、ドイツ占領下のオランダで思春期を過ごす。大戦後、イギリスに渡った彼女は、ミュージカル、映画での端役を経て、ブロードウェイミュージカル「ジジ」の主役に抜擢。

 

「完璧なジジが登場した」(雑誌「ニューヨーカー」)

「ジジの役には、彼女の天真爛漫さと聡明さがみごとに反映されている」(「ニューヨーク・ポスト」紙)

 

一夜にしてブロードウェイスターに躍り出たオードリーは、ジジの公演終了後に「ローマの休日」の撮影に入る。その頃、空の上では、幸運の星「木星」が牡牛座に入り、オードリーの太陽とコンジャンクションアスペクトを形成、そして「木星回帰」いう占星術上のイベントを迎えようとしていた。

ここで、コンジャンクションと木星回帰という聞き慣れない専門用語が出たので、読者諸君に説明をしよう。

 

コンジャンクションは、和訳すると「接合」。それは、ある惑星が、ある惑星へ接近して、惑星同士に相互間のエネルギーが働く事。この時、彼女のネィティビティ(出世図)の太陽に、幸運の星である木星が接近して、このコンジャンクションアスペクトを作っていた。彼女の人生を表す太陽と、幸運、拡大を表す木星が相互間に働いていたのである。

そして木星は、その後に、ネィティビティで木星のある位置まで進行。すなわち木星が、彼女の生まれた時にあった場所に回帰。これを占星術では、「木星回帰」と言います。

 

まさに天が彼女の味方した!…と言ったら、言い過ぎかもしれないが、空の上では、このようなイベントが起こっていました。

 

「ローマの休日」に続いて、「麗しのサブリナ」で主演を演じたオードリーヘップバーンは、1954年3月にアカデミー主演女優賞を受賞。続いて3日後には、トニー賞を受賞しました。二つの賞を同時に獲得したのは、史上二人目という快挙。彼女は名実共にハリウッドスターの仲間入りを果たしたのです。

私生活では、2度の結婚。そして二人の子供に恵まれました。仕事よりも家庭を優先させていた彼女は、1969年以降では、4本の映画に出演したのみ。そのうちの、スティーブンスピルバーグが監督した「オールウェイズ」が、オードリーの最後の作品になりました。作品の中で、彼女は森林火災の消火隊員ピートの守護天使の役を演じます。余談だが、このオールウェイズは私の好きな作品の一つで、不慮の事故で亡くなったピートが、残してきた恋人ドリンダの守護をする、せつないラブストーリー。お時間のある方は、是非、視聴してみる事をお勧めします。

 

オールウェイズが封切りになった年の前年には、天王星が山羊座に移動しました。天王星は、改革、革新、変化、サイエンス、そして革命の星と言われています。丁度その頃、ソマリアでは内戦が始まり、多くの命が奪われました。ユニセフの特別親善大使となったオードリーは、エチオピア、トルコ、南アメリカ、中央アメリカ、スーダン、バングラデシュ、ヴェトナム、そしてソマリアを旅して、平和運動を精力的に行いました。1992年オードリーが病に伏すまで、その活動は続いたそうです。

 

オードリーヘップバーン、1993年1月20日に、愛する家族に見守られて永眠。享年63歳。彼女の愛らしい魅力は、今も褪せることはないだろう。
 
(参考|女優オードリーヘップバーン(こんな生き方がしたい)古屋美登里著)

 

ホロスコープ五芒星

 

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2019-08-03 | Posted in ブログ, 職業ホロスコープNo Comments » 

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