ジミ・ヘンドリックスのホロスコープ

新型コロナウィルス対策にSNUS(スヌース)という嗅ぎタバコを買ってきました。SNUSは優れもので…。というのも、SNUSは通常のタバコとは違って煙が出ない無煙タバコ。歯と歯茎の間に挟むだけ。通常のタバコよりもコロナウィルスのリスクが低くなると思います。だけど、愛煙家にとっては紙巻きタバコに勝るものはありません。煙がね、恋しくなるんですよ。

パープルヘイズ(紫の煙)

さてさて、記事のテーマは何にしましょうか。あれこれ考えてみましたが思い浮かばないので、今回は煙から連想するのはやっぱりこれ！！そうです。そうです。69年ウッドストックでメインアクトを飾った黒人ギタリストであり、名曲「パープルヘイズ(紫の煙)」の作者と言えばこの人。ジミ・ヘンドリックス。今回は彼のホロスコープを考察したいと思います。

ジミ・ヘンドリックス

ジミ・ヘンドリックス略してジミヘン。皆さんは、どんな人だと思いますか？ジミヘンと言えば、チリチリのアフロヘアー、長身、黒人、天才的ギタリスト、ワイルドなパフォーマンス、右利きのギターを左手で持つ、歯でギターを弾く…などなど。当時としては、かなり革新的なプレイヤーでロック界に与えた彼の影響は計り知れませんが…。私は当初、どうしても歯でギターを弾くパフォーマンスが先行して《歯でギターを弾く人》くらいの認識しかありませんでした。これではギターの神様も大道芸人も大差ありませんね。ギターの神様、ごめんなさい。

出生図

彼は太陽が射手座。これは皆さんよくご存知ですよね。そうです。12星座占いの事ですよ。12星座占いは、太陽が位置する星座の事を意味しているんです。射手座は自由奔放で、精神性が高くて、慈悲深くて、寛容なサイン。現代の占星術では、占星術師アラン・レオ以降、12サインは12星座占いとして一般に広く普及されましたが、伝統的占星術では、サインはむしろ惑星の場所を示すもので、例えば月が蟹座でルーラーシップにあると、月が力を発揮するという風に解釈します。

そして、彼のチャートを支配する木星は蟹座でイグザルテーション。逆行していますが非常に強い木星は、彼に心の広さと暖かさ、そして大きな存在感を与えているのかもしれません。

リトルリチャードのバックメンバーを務めていた時には、「俺より目立つな」と彼に怒られたというエピソードがあります。(ソースはウィキペディア) ASCの他に射手座のステリウムがありますから。射手座は火のエレメントですので目立ちたがり傾向ですね。

まとめ

ザ・ポリスのリードシンガー、スティングの自著伝の中で、ジミ・ヘンドリックスがロックシーンに登場した時のくだりには、「旋風、津波、地震、官能的威力はまさに度肝を抜かれたのである。」(出典｜Sting著東本貢司訳/Broken music/PHP研究所) そして彼のライブ演奏を初めて観た時の感想に、「その夜は、ベッドに横たわっても私の耳はがんがん唸り続けていた。世界の見方が大きく変わった。」(出典｜Sting著東本貢司訳/Broken music/PHP研究所)と書いてありました。またエリッククラプトン自伝でも、ジミ・ヘンドリックスの死はとても印象的だったようです。皆に愛されたジミ・ヘンドリックス、安らかに眠れ！