ジュピター射手座
カメラを止めるな!略称カメ止め。遅ればせながら観に行ってきました。子供の頃に観たジョージAロメオ監督の「ゾンビ」。それから後、ゾンビ映画の虜になってしまった金星蠍座の私ですが。上映が始まって、何このグダグダ感と思いきや。後半のネタばらしでは、なるほど~と、感心しつつも思わず吹き出してしまいました。
巷では、木星が蠍座から射手座に移行しましたが。射手座を一言で申しますと、「経験」でしょうか。鏡リュウジの「はじめての占星術」に、射手座は冒険家のようと書いてあったけど、まさにそんな感じ。経験を通して世界を知りたい。そして木星はご存知、太陽系で最も大きい惑星。幸運、慈悲、拡大の星です。経験する事、体験する事で、精神性を拡大させる。木星が射手座にある約1年間は、経験、体験、そして成長がテーマになりえるのです。
批評家宇野常寛の「若い読者のためのサブカルチャー論講義録」。この本は、少年漫画、ロボットアニメ、オカルト、アイドルを通してのオタク文化の推移を背景に、男性の成長願望や女性の恋愛心理の変遷と共に、これらサブカルチャーの限界、そしてこれからの未来でのサブカルチャーの役割を考えよう。という内容。少なくとも私はそう理解しました。面白いので、是非拝読をお勧めします。
その本の中で触れているのが、僕の大好きな漫画の一つ。高橋留美子の「うる星やつら」。ご存知ですか。この作品は、ヒロインである宇宙人のラムと浮気症の諸星あたるが周囲を巻き込んで繰り広げるドタバタラブコメディー。幼い頃に、小児ぜんそくで病院へ行った時に、偶然待合室で出会ったのがきっかけ。これはちびまる子ちゃんやサザエさんがそうであるように、成長しないのです。変わらない日常の中でのファンタジーを描いた作品。…と前述した宇野常寛さんの著書にも書いてあった気がします。
木星のテーマとは程遠くなってしまいましたが、作家さんの太陽のサインを見ると、サインの特徴が作風に出ていたりします。銀河鉄道999の松本零士と仮面ライダーの石ノ森章太郎は生年月日が同じ。水瓶座。共にSFがモチーフ。聖闘士星矢の車田正美は射手座。この作家さんの特徴はコマ割り。結末のコマ割りで、一コマに大きく2ページ使っています。射手座を支配しているのは木星。木星は前述したように、太陽系で1番大きい惑星ですからね。…大きければいいってものでもないでしょうけど。
木星が射手座に入っての影響は、射手座がその恩恵を最も多く受け取り、続いて牡羊座、獅子座と続きます。天秤座と水瓶座がセクスタイル。トラインの牡羊座と獅子座よりは弱いですが、吉になります。乙女座と魚座はスクエア、双子座はオポジョションになりますので、木星の効果が悪く働く場合もありますのでご注意を。Robert HandのPlanets in Transitには、たとえコンジャンクション(射手座に対しての木星の現在のアスペクト)でも落とし穴があると書いてありました。過ぎたるは猶及ばざるが如し。何事もやり過ぎないように気をつけたいものですね。
“Jupiter Conjunct Sun
Traditionally this is considered one of the most marvelous transits,and indeed it is quite good.“
(RobertHand/Planets in Transit Life Cycles for Livingから引用)
ありがとうございました。
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